発心したのはいいけれど ①装備編
なぜ装備から始まるのか?というと、道具は裏切らないと思っているから。
四国遍路は一周1116km。こんなに歩くの初めてだし少しでも不安を払拭しておきたい。
不要なものは途中送り返しました。最終的なラインナップがこれ。
宿利用の場合は、容量25〜35Lで事足ります。
身体に固定し負担を減らすウエストストラップ、チェストストラップ、バックパネルのあるものがおすすめですが、これが付いているのが25L以上のもの。
ストラップは荷重を肩と腰で支え、バックパネルはザックとの摩擦とムレを軽減します。
②靴
へんろ道の八割は舗装道のため、底の硬いトレッキングシューズよりハイキング用やウォーキング用、ランニング用などの軽くてクッションのある靴が良いとされてます。
私の場合は前半はランニングシューズ。HOKAONEONE(ホカオネオネ)のBONDAI 7(ボンダイ7)をチョイス。後半は雨が多くなり、防水素材で滑りづらいモンベルのトレールランダー(トレイルランシューズ)に替えました。軽くて滑らなくて特に後半の山越えには役立ちました。次行くなら防水機能付きのトレランシューズにクッションインソールをプラスしようかな。
③さんや袋(チェストバッグ)
巡拝道具や貴重品などを入れる袋。ザックとは別に出し入れの多い物を入れる袋です。
巡拝用品の白いさんや袋が有名ですが、チェストバッグでも代用できます。
私は納経帳(小サイズ)、線香、ロウソク、ライター、納め札、経本、念珠、輪袈裟、財布、モバイルバッテリーを入れてました(パンパンだったけど)。
某ブログで紹介していた、パーゴワークスのパスファインダーを購入。
ショルダーストラップに接続できて前後のバランスが取りやすいし、肩周りがすっきりし快適です。
④レインウェア
上下セパレートのレインウェアだと装着に時間がかかるし、春以降は歩くと蒸れる。
ポンチョはザックごと被ればいいので装着が簡単で通気性が良いが、風に煽られると裾から雨が入って濡れる。私は装着がラクなポンチョとレインパンツをチョイス。でも寒い日はジャケットも欲しいと思いました。
傘は軽量であれば山道以外で風がなければ使えます。
ザックへの浸水対策でザックカバーも。ザックの中の小物もファスナー付きビニール袋に入れたり、衣類はセーター用の圧縮袋に入れて対策。
⑤衣類
毎日洗濯します。速乾素材のものが良いです。軽いし。歩く時の服はランニングウェアが最強でした。
ソックスはクッションの効いたトレッキング用でムレにくいウール100%の中厚のものを。肉刺(マメ)予防に5本指ソックスが有効でした。足指にテーピングしたりという手間も省けます。
下着は替えを1セット。部屋着にもなる着替えを1セット。
帽子は菅笠を使う予定だったので準備せず。
⑦トレッキングポール(または金剛杖)
転ばぬ先の杖。長く歩く道中には、あってよかったと思う道具。
初めてなので金剛杖を持つことにしたけど、併用できるようにポールを1本持参しました。